動物を知りたい かけ橋日記

動物の気持ちを知りたい方へ

28. 仕草で分からないこと

今回は、動物の仕草で分からないこと、です。

 

6つ、ご紹介します。

 

 

1、動物は人間の言葉が分かるのか?:動物全般

 

え?仕草のことじゃないの?

と思いますよね。

入力している私が、そう思いましたもの。。。

 

でも、これを書いて欲しいと文章を伝えてくる動物たちが

「あってるよ〜」というので、このまま進めます。

 

 

答えは・・・

「分かっている」と「分かっていない」の両方

です。

 

 

分かっている言葉の代表格は、何と言っても、動物の名前!

 

他には、、、ない、とのことです。

 

というのは、動物が人間のエネルギーを読み取っているからです。

私も動物と話しをする時は、動物のエネルギーを読み取っているんですよ。

だから、私の場合は日本語で、動物の場合は動物の言葉で分かるんです。

 

つまり、動物は動物が理解できる言語(というのがあると動物たちは言っています)で理解しています。

 

 

ただ、中には、ゆっくり話して貰えれば、飼い主さんの言葉を全部理解出来る子がいます。

 

ちなみに、私はセッションで、飼い主さんの言葉が分かるにゃんこに遭遇しました〜。

 

という訳で、

・名前だけ分かっている動物

・全部理解出来る動物

がいます、が、答えです。

 

 

 

2、動物が楽しい時にする仕草:動物全般、特定もあり

 

(良かった、ようやく仕草の話になりました。今回の私のお役目は、動物たちの言葉を文字化することなので。)

 

(1)じっとしている

動物が固まったかのように動かないでいる時、それは楽しんでいる時です。

 

なので、

どうしたんだこいつ?とか思ってツンツンつついてみたり、

視界に入って手を振ってみたりしないで欲しい、

とのことです。

 

 

(2)わんこの場合:口を開けて舌を出し、ハアハアと息をしている

わんこだけに見られるのですが、かる〜く走った後の様にしている時は、楽しんでいる時です。

 

(3)大型の動物:耳を振る仕草をする

大型の動物とは、ゾウやキリンです。

ゾウが大きな耳を、うちわで扇いでいるかの様に動かしている時、楽しんでいます。

キリンも、耳をピピッと振っている時、楽しんでいます。

 

どちらもハエを振り払ったり、かゆいからやっている仕草に見えますね。

そういう時もあって、楽しんでいる時と同じ様に見えます。

 

 

 

(4)猛禽類:瞬きを変則的にする

猛禽類とは、ワシやフクロウなどの様な、鋭い爪とくちばしを持っていて、ネズミなどを食べる鳥のことです。

瞬きを、いつもとは違うリズムでしている時が、楽しんでいる時です。

 

(5)ウサギ:鼻を全体的に動かす

いつもだと、鼻の穴のところが規則的に動いています。

それ以外に、時々、蓋が開いたかの様な、ちょっと大きめに動いたりしていますよね。

それらではなく、、、

楽しんでいる時は、ムニュムニュっという言葉で表現したくなる様な、鼻全体を上に下に動かしています。

 

 

なお、にゃんこは見てもわかりません。

エネルギーワーカーの方なら、笑っているのが見えるはず、もしくは、笑っているように感じる時があると思います。

それが、楽しい時です。

 

 

f:id:vetshappy:20200507135811p:plain
f:id:vetshappy:20200507135843p:plain

 

 

 

 

3、横たわりながら頭を持ち上げている時:動物全般

 

(1)何も考えていない

動物は何も考えていない時があります。

その時、この格好をしています。

 

(2)眠る前

この格好をしているのを観察していると、だんだんとまぶたが落ちてきて、、、というのを見かけます。

これは、気持ち良く、落ち着いていることを示しています。

 

(3)周りを見ている

しっかりと目を開けて見ている時、つまり目から眠気が感じられない様な時は、周りのことを観察しています。

 

(4)周囲に注意を向けている

周りで何か起きたかな?と周りを監視している時は、キリッとした顔で、意識を周りに飛ばしています。

 

 

 

4、わんこ:自分の前肢で自分の顔を上下に拭く様な仕草

 

「緊張しています。緊張Maxで、もう無理です〜!!やめてください!!」

と言っています。

 

かなり、切羽詰まっています。

 

なので、その仕草の原因となった動作をやめてくださいね。

 

 

・・・ねえ、わんこ話の出現率、高くない?

ブログで1テーマで書いたばっかり。。。

いいの!だって実際わんこと知り合いになる機会は多いでしょ?

にゃんこは飼い主さんが知っていればまだいいかもしれないけど、わんこは散歩に出るし、

基本的に自分が飼っていないと、知る機会がないじゃない。

私たち、結構散歩の時も大変なんだから。

これ、とっても伝えたいことだから、言わせてよ!

 

というやりとりが、私と動物たちとの間で交わされた結果、載せることになりました。 

 

 

 

5、じっと、何処かを見る:動物全般

 

これは飼い主さんから度々受ける質問でもあります。

 

例えば、

部屋の一箇所をじっと、度々みているけれど、そこには何も置いていない。何をみているの?何かあるのかな?

みたいな。

 

動物たちがこぞって私に言うのは、

「な〜んもみてないよ。理由はないよ〜。」

です。

 

「え?なら何でそこを繰り返し見るの?」

 

「ん〜〜〜〜。・・・何となく?」 

 

 あ、そうですか〜。

 

 

と言うことで、理由なく、同じ場所をじっとみているそうです。笑

 

 

 

6、飼い主さんと視線を合わせない:動物全般 

 

「嫌なんです!視線を合わせるのが!」

 

何故か丁寧な言葉で、動物代表のにゃんこが、この言葉で、伝えてきました。

 

そして言い切った途端、周りの動物たちが、そうだそうだ、と頷いています。

 

「え、これ、ブログ「24. わんこの仕草が意味するところ カーミングシグナル (1)」で伝えたよ?」

 

「だって、わんこだけじゃないもん!動物みんなだもん!是非知って、視線を合わせさせようとしないで!!!」

 

・・・確かに、わんこの回で書いたから、動物はみんな嫌なんだって伝わっていないかも。

 

すると、動物代表にゃんこが、

 

「赤文字で、太文字にして、大きく書いて!」

 

何故あなた、にゃんこなのに、人間が書いている文字がわかるの?!

と思いつつも、動物の頼みとあらば善処しましょう。

 

「でも、これって、飼い主さんが嫌いだから、とか、色々誤解を与えると思うよ?

飼い主さん、拗ねちゃうかもよ?」

と聞くと、

「じゃあ、追加して伝えるよ。

私たちは飼い主さんが嫌いだからお願いしている訳じゃない。

視線を合わせるって、動物の世界では、普通、やらないの!

だから視線を合わせることはしないし、視線を合わせると怖いの!

これを追加してくれる?」

 

 

動物行動学でありましたが、

動物が相手をターゲットにした時、

例えば、ライオンやチーターが獲物を捕る時、視線を相手に向け、ガッと行きます。

この場合でも視線が合うわけではないのですが、

動物にとって視線は、生死が左右される様な時に関わってくるものなので、

怖い、と感じるのは本能的なもの、なのです。

 

ちなみに、、、

カメラのレンズは目に似ているので、動物は自分に向けられると怖がります。

勿論例外はいて、かつて私が飼っていたセキセイインコは、写真を撮ろうとすると、人間のモデルさんの様なカメラ目線になるという、被写体としては最高な鳥でした。

でもこれは稀で、怖がる子が多いのが事実です。

 

 

ではもう一度、お伝えします。

 

動物の世界では、視線を合わせないのが普通です。

 

なので、動物は視線を合わせることをしませんし、

視線を合わせると恐怖を感じています。

 

よって、飼い主さんをはじめ、人間が嫌いという理由ではなく

怖いから、

人間と視線を合わせるのが嫌

なんです。

 

 

なので、

動物と視線を合わせようと、動物の視野に入ったり

動物の頭を両手で挟んで視線を合わせようと

しないでください!!!

 

 

 

 

 

 

今回は、動物が選んだ Top 6 について、動物監修のもと、お送りさせていただきました。

タイトルも動物が考えたんですよ♪

 

この Top 6 には、動物が是非知って欲しい、と日頃思っていることも勿論含まれますが、飼い主さんに知って欲しいと思っていること、そして飼い主さんがこういうのを知りたがっている、という内容が含まれています。

 

では、動物と楽しい時間をお過ごしくださいね。