46. 飼い主が動物に、物理的に寄り添う時、どう寄り添えばいいのか
今回は、飼い主さんが動物に対して、
実際どの様に寄り添えばいいのか、
具体的にどうすればいいのか、
をお伝えします。
これは、健康な動物も、闘病中の動物も、当てはまります。
是非、参考にして実行してみてください。
飼い主さんが動物に出来ること、それは4つあります。
1、愛を送る
2、話しかける
3、動物を意識する
4、整理整頓と清掃清潔
1、愛を送る
これは全て、イメージワークになります。
自分の前に、50cmくらいの大きさのハートを、自分の愛のエネルギーをイメージして作り上げます。
次に、そのハートを、イメージした愛を渡したい動物へ渡します。
そのハートを、そのイメージした動物の体に吸収させます。
これで、OKです。
他にもやり方はありますが、要は、自分の愛のイメージを動物に渡し、吸収させる、が出来ればOKです。
これは、人間にも送れます。
動物たちは、過去を含めた過去世で、かなり悲惨な経験をしていることが多く、中には全く愛を知らずに過ごしている子もいます。
また、愛がいつも足りていないで過ごしてきた子は、その状態しか知らないので、
今、飼い主さんが愛情込めてお世話したり接したりしても、それが分かりません。
飼い主さんの愛が受け取れていないのです。
残念ながら、この状態にいる動物が、ほぼ全部、です。
動物は、100%の確率で浄化が必要ですが、この愛を届けるワークをやってくださると、何もしないよりは良いです。
2、話しかける
飼い主さんが話しかけると、基本的に動物たちは喜びます。
浄化しないと、その喜びも、何もないよりはマシ、程度になってしまうのですが、やらないよりは良いので、ご紹介します。
まず、動物の名前を呼びます。
そのあと、その子に向かって話しかけてください。
話す内容は明るくて楽しい話題が良いです。
なお、繰り返しとなりますが、話している時に、また、名前を読んだ時に、
人間の目を見ないから人間と視線を合わせさせよう、
とか、
顔をこっちに向けないから向かせよう、
とかは、くれぐれもやめてくださいね。
3、動物を意識する
浄化されていない動物は、恐怖でいっぱいの状態で過ごしています。
そう見えても見えなくても、です。
なので、少しでも和らげたら、という思いで、この手段をお伝えします。
本当に少しなのですが、これも、やらないよりはマシです。
やり方は・・・
飼い主さんが、動物のことを思う、イメージする、だけで良いのです。
その時に、
可愛がってあげるイメージ、や、
愛しんでいるイメージ、
が出来ると良いですね。
これは、動物がその場にいてもいなくても、姿が見えなくても見えていても、関係ありません。
動物はエネルギーワーカーなので、飼い主さんが動物をイメージしただけで、その動物は自分のことを思ってくれたことが伝わっています。
4、整理整頓と清掃清潔
何故、ここにこれが?!と思われるかもしれませんね。
実は動物、綺麗好きなんですよ。
人間は部屋の中の物が溢れていても、そのうち景色になって、何も反応しなくなり、その状態が当然、いつものこと、になります。
でも、動物は、断捨離し終えた家レベルの、物が少ない状態でないと、「何て物が多い場所なんだ!」と思いますし、
埃や汚れがあると、「何て汚いところなんだ!」(その原因が自分だとしても)と思い、
それがストレスになってしまいます。
ということで、整理整頓をしましょう。
出来れば、早い段階で断捨離しましょう。
そして、清掃清潔に努めましょう。
ここで、まず、整理整頓、そして、清掃清潔の意味、を簡単にご紹介しますね。
・整理:不要なものを捨てる
・整頓:使いやすく並べる
・清掃:綺麗になるよう掃除する
・清潔:綺麗な状態を維持する
これは、食品業界にいる人なら聞いたことがあるではないでしょうか。
所謂、5Sですね〜。
ローマ字にした時、最初の文字が全てSなので、そう言われるようになりました。
え?4つしかないよ?と思われますが、最後のSは・・・
しつけ =習慣というところもあります
つまり、これらを習慣化する、ということです。
家の中の綺麗な状態を維持する=動物の幸せも、5Sなんですよ。
ではここで、動物の健康を保つのに、この5Sが大切、という実例をご紹介しますね。
あるにゃんこは膿を鼻から出す、という飼い主さんの話がありました。
そうです、話の流れから言ってもお察しのとおり、、、
家の中が物で溢れ、汚れていたことから、そのにゃんこは膿を鼻から出すことで、その環境で生きて来たんですね。
その膿は、汚れに含まれる成分が体に作用した、という解釈ではなく、
・埃や汚れがあることによる精神的な苦痛
・埃や汚れがある状態=エネルギーも淀んでいて、エネルギー自体が汚れ、それがにゃんこに及ぼした影響
ということです。
これが、事実です。
他にも、、、
ウサギを飼っていらっしゃる方は、「ウサギの膿瘍」というのを聞いたことがあるのではないでしょうか。
ザッと説明すると・・・
ウサギは、あごの周辺に膿が溜まってしまう現象が起きやすい動物で、一度なるとなかなか治らず、動物病院へ定期的に膿を出すために通うことになる子が多いのです。
それを、ウサギの膿瘍と言います。
病院に来たうさちゃんも、この膿瘍でした。
膿を可能な限り出し切るため、あごの下から上に向けて、5mm強の穴を開け、膿を出します。
1回の穴開けでは膿を出し切れないケースが多いことから、何回か刺すことになります。
その度、うさちゃんは驚いて、飛び上がっていました。
それで治れば良かったんですけどね。。。
結局、定期的に来て膿を出す、ということ、そして薬を飲む、ということをずっと続けることになってしまいました。
それだけ、ウサギの膿瘍は治りにくいものなんです。
で、ここからようやく!そのうさちゃんの膿の原因についてお話ししますと・・・
はい、お察しのとおり、飼い主さん宅の環境のせいでした。
当時はリーディングが出来なかったので分かりませんでしたが、この5Sを書き始めてすぐに、これがそうだった、と分かった上に、
この時のうさちゃん、既に他界して中間生にいます、が出てきて、教えてくれました。
飼い主さん宅の様子は、個人情報になりますのでリーディングしませんが、うさちゃんの話によると、
「物が溢れ、汚れがそこら中にあり、埃がいっぱい、、、
本当に辛かった。。。」
と言っています。
という実例もありますので、動物たちの幸せのためにも、是非、お家の中を綺麗に維持して過ごしてくださいね。
やってみると、実はそれが自分たち人間のメリットにもなることが分かりますよ!
整理整頓はあえて説明する必要はないと思いますので、清掃について、お伝えしますね。
動物たちは、部屋の窓を閉めたまま掃除機をかけられた時には、
「うぎゃ〜〜窓を開けてくれ〜!埃が凄くて死にそうだ!!」
と悲鳴をあげています。
掃除機をかけた時に落ち着きがなかったり吠えたり、鳥なら飛びまくったりする子もいるでしょう。
それは、掃除機の音に反応しているのではなく、あ、掃除機の音にも反応していますが、
それ以外に、窓を開けて欲しい、この埃が死にそう!というのを全身で表現しているからです。
諦めて表現しない子もいますが。。。
これは、掃除機が紙パック式だろうがサイクロン式だろうが関係ありません。
掃除機が空気を吸って吐き出す、その仕組みがゆえに、まだ埃を吸えていない場所の埃を舞い上げてしまうからです。
残念ながら、これは、先にクイックルワイパーなどで掃除したとしても、です。
ということで、真冬でも、動物のため、と腹を括り、是非、換気しながらやってくださいね。
余談ですが・・・
セッションで、飼い主さんへ言いたいことを動物から聞いてお伝えしているのですが、その中に、この、
整理整頓と清掃清潔
がよく出てきます。
何と!動物たちのガイド、それに飼い主さんのガイドからも伝えて欲しいと、言われることもあります。
実はそれくらい、私たちにとっても動物たちにとっても、大切なことなんですよ。
また、自分たちが汚していることも分かっているので、飼い主さんに伝えて欲しいことの中に、
「汚してごめんなさい。」
というものもありました。
うう、可愛い!
自分たちがいることによって環境が悪化してしまうこと、
しょっちゅう清掃をしないと清潔を維持できないこと、
を動物たちはよく分かっています。
なので、
飼い主さんの愛で家の中の状態が良く維持されていると、動物たちの喜び方と飼い主さんへの感謝と愛は、半端ないモノになるんです。
埃じゃ死なない、なんて言わずに、
是非、お互いが幸せを感じられる状態を維持してくださいね!