動物を知りたい かけ橋日記

動物の気持ちを知りたい方へ

30. 私の思考 情報と情報を繋いで次のものを創り出す

動物を知りたい かけ橋日記、獣医師のホッシーです。

 

今回は、私の思考をご紹介します。

 

え?要らないって?

そんなこと言わず、、、。

 

 

私の思考は、周りからよく「ぶっ飛んでいる」「枠にはまらない」「普通、思い付かないよね」など言われます。

 

そうなんですかねえ?

自分のことはよく分かりません。

 

ということで、私が面白くてやめられない!と日頃から思っている、「情報と情報を繋いで次のものを創り出す」について、お送りします。

 

 

 

さて皆さんは、情報を聞いたら、どう反応されますか?

 

私は、聞いた途端、連想ゲームが始まります。

 

そのスピードたるや速いので、しょっちゅう、自分が思いついた連想を忘れてしまうことがあるくらい、数が多く出て来ます。

 

一つアイディアが浮かぶと、それに伴って、またまたすごい数の連想ゲームが始まり、、、

を繰り返していくのです。

 

それをまた、トライアンドエラーで確認し、事実と真実を追求していく、ということをします。

それが楽しくてたまらない!!

という思考をしています。

 

 

基本的に、

使えるものはどんどん使おう!

どんどん他にも適用させて、応用させていこう!

情報は繋げてなんぼ、繋げまくって新たな情報を創り出そう!

一つ事実があれば、そこから沢山の事実に気付いていこう!

という思考をしています。

 

そういうのが、どんどん湧いてくる、それが連想ゲームに発展して、、、

となっていきます。

どんどんやっていくと、最初何からスタートしたのか分からなくなるくらい、

というか、分からなくなっています。

 

口で話すスピード、書き留めるスピードが遅すぎるので、

思考の中に没頭する形になります。

周りの人は「なんだこいつ?」と思っていることでしょう。。。。

 

あ、もしかしたら、元同僚から言われた

「私は宇宙と交信している」

というのはこれかもしれませんね・・・。

 

 

湧いてくるのは、プライベートでも、仕事でも、です。

イメージとしては、ブログ23. 星の形をした金色のエネルギーで少々書きましたが、

あんな感じです。

 

腰の痛みが辛かった、

興味が湧いて、切開してみてみた、

黒いもやもやがあったので引っ張り出してみた、

面倒なので、自動で引っ張り出そう、プログラム作成、

あれだけ入っていたなら他のも詰められるだろう、

では宇宙のエネルギーを詰めよう、

どうせなら私の好きな形にしよう、金色が好きだから光らせておこう、

腰以外でも辛い思いをさせたところにやろう、

健康な細胞でもいいんじゃない?

動物にも、いいんじゃない?

 

ガイドに突っ込まれましたが、腎臓に入れたらピカって光るかも!

というのも連想ゲームです。

実はガイドが突っ込む前に、腎臓に入れ、肝臓に入れ、全身に入れたら、全身ピッカピカ!

とまで連想していました。

 

ちなみに、この思考は、ごくごく一部の、しかも最初のところだけご紹介していて、実際はもっと沢山連想しまくりました。

 

 

この思考が、

交通事故の後遺症から私を回復に導く方法を編み出し、

エネルギーを使って遊びながら動物を幸せにしていこう、に繋がり、、、

今の私があるのは、この思考のお陰です。

 

これからもこの思考で、私自身楽しみながら、何かしらに繋がっていき、創り出していくことになります。

機会があれば、ここでお伝えしていきますね。

 

お楽しみに〜(^^)b

 

 

 

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29. 病気の動物は余生をどう過ごしたいのか 終末医療について

動物が今生を終える時、ピンピンコロリ、だと良いのですが、そうではないこともあります。

 

 

人間が最期を迎える時は、家族にどう過ごしたいかを伝えることが出来ますが、

動物の場合は難しいので、

ここでは動物が、残りの時をどう過ごしたいと考えているのか、

お伝えしていきますね。

 

なお、病気には、痴呆症も含まれます。

 

 

 

動物は、最期まで、意志を持っています。

 

例え、意識がない状態になったとしても、です。

 

 

また、最期まで、飼い主さんとお話したいと思っています。

 

意識がない状態になったとしても、そう思っています。

 

 

動物が病気だと、かなりの割合で、動物病院へ行き、治療を受けています。

 

その治療についても、思っていることがあります。

 

そう、嫌がっています。

 

 

 

病気を治す薬、それは、ないんです。

 

これが、事実です。

 

 

この世には沢山の薬があるじゃないか!

実際に投与したら良くなったし、延命できたぞ!

と思われた方も、いらっしゃるでしょう。

 

でも、西洋医学は、対症療法でしかありません。

それしか出来ないのです。

 

つまり、

出てきている症状に対して、それを抑える効果があるとされている薬を投与し、

動物の治癒力で病気を何とかしてくれることを

期待して待っている、

これが、事実です。

 

 

事実、

ウイルスをやっつける薬は、ありません。

がん細胞を増やさないようにする薬も、ありません。

体力をつける薬も、ありません。

 

私たち獣医師は、

動物が本来持っている治癒力で、病気と闘い、

動物自らが、病気の原因となっているものに

打ち勝ってくれる

のを、待つしかないのです。

 

 

 

 

動物が切に願うこと、それは、飼い主さんとの幸せな生活です。

 

飼い主さんが用意してくれたご飯を食べ、

飼い主さんと共に寝て、

飼い主さんと一緒に過ごす。。。

これが、望みです。

これが、動物にとっての、幸せな生活です。

 

 

動物は、自分が病気になったことを知っていますが、

その病気が不治である場合、

自分の病が治らないことも知っています。

 

だからこそ、

病が治らないと気付いた時、残りの時間は、

飼い主さんと共に過ごすことを、更に強く、

願うのです。

 

だから、

病院へ行きたくない、

だから、

投薬されたくない、、、

願っていることが、出来なくなるから。

 

ただ、

いつもどおりに過ごしたい

飼い主さんの家で過ごしたい

例え、動けなくなっても・・・。

 

 

終末医療は、動物の願いを叶えさせてくれません。

 

薬の量が増え、病院へ行かされ、場合によっては手術。

苦しみが増す行為です。

 

 

動物の声を、聴いてもらえませんか?

動物の願いを、聴いてもらえませんか?

動物の望みを、叶えてあげてくれませんか?

そして何より、

動物の苦しみを、増やすのをやめてもらえませんか?

 

 

 

 

 

・・・と言っても、

動物が苦しんでいるのに、体が鉛のように重たいはずなのに、

それを放っておけと?

と思われる飼い主さんもいらっしゃると思います。

 

 

ではここで、動物が病気をどう感じているのか、天へ還る直前まで、をお伝えします。

 

 

人間だと、年と共に体が重くなり、動くのが大変になってきます。

 

病気になると、痛み、苦しみ、だるさ、場合によっては七転八倒、など、、、

少しでも楽になるよう、薬でそれを感じなくなるように、程度が軽くなるように、と願い、薬を服用していく、、、

という状態になっていきます。

 

特に、がんの場合、その痛みを和らげるために、例えばモルヒネのような麻薬系鎮痛剤を使います。

進行していくと、本当に辛い状態になっていきます。

 

 

では、動物だと、どう感じているのでしょうか?

 

え?!

当然、人間と同じ感覚でしょ?同じ動物なんだから、

と、思いますよね。

 

自分が体験した状態、

体験していないけれども、物凄く大変なんだろう、と想像した状態、

それを、

動物も感じている、同じ状態になっている、

と思いますよね?

 

でも、実は違います。

 

 

私は他界した動物の状態を、体験することが出来ます。

また、他界した人間の状態も、体験することが出来ます。

他界していなくてもしていても、体験することが出来ます。

つまり、

全てのことを、体験することが出来るんです。

 

エネルギーで体験するので、同じことを体験しても、痛みで気を失ったり、衝撃で骨折したりはしません。

最初は対処がうまく出来なくて、気持ち悪くなって寝込んだりもしましたが、今はそれも問題なく対応出来るようになりました。

 

 

ブログ6. で、エネルギーの世界を私がどう見ているか、をお話ししました。

その中で、痛みは閾値を超えると意識を失ったりするので、体験したことはないとお伝えしました。

 

実際、意識を失う痛みは体験していません。

閾値を超えない範囲で調整して行なうので、体験出来るんです。

 

気持ち悪くなって寝込んだり、というのは、

三半規管にダメージを負った動物と感覚を共有した時や、

薬を服用して気持ち悪くなっている人間と共有した時

などに体験したものです。

 

なので、

痛みで意識を失った動物や人間とは共有していませんので、

私は閾値を超えない範囲で、体験出来ているのです。

 

それに、共有する前にはガイドに確認しましたし、意識を失わないようにして欲しいとお願いしていました。

 

だから、言えます。

 

 

そして、

病気で他界した沢山の、本当に物凄い数の動物から、状態、状況、気持ち、意志を聞いて、

どう過ごしたかったのか、それは何故か、

を確認しました。

 

 だから、言えます。

 

 

亡くなる直前まで、例えどんな状態になろうと、

動物はそれ程、痛みを感じないで過ごせています。

痛みだけでなく、だるさや辛さもそうです。

 

苦しくて痛くて生きるのが辛かった、とか、七転八倒、ということを経験した子は、1匹もいませんでした。

 

例えその病気が、がんだとしても、肺炎だったとしても、です。

 

 

私が感覚を共有して症状を体験したのは、

動物は、治療を行わなかった子たちと、治療を行なった子たちの両方、

人間は、治療を受けていた人たちだけ、でした。

物凄い数を体験したので、動物の場合、病気の種類はかなりあります。

 

 

がんの場合、既に述べたとおり、人間だと痛みと苦しみの中にいることになります。

でも、動物は違います。

体験してみると物凄く違っていて、苦痛の程度が軽いのです。

驚きました。

 

肺炎の場合、肺に水が溜まり、呼吸が出来なくなって死に至るわけですが、

人間の場合、本当に苦しいのです。

でも、動物は違いました。

肺炎の場合も、苦痛の程度が軽いのです。

 

 

動物のうち、治療を行わなかった子たちは皆、人間に比べれば程度が軽い状態で、天に還りました。

 

治療を最後まで行った子たちは皆、投薬による副作用が強く感じられ、こちらの方が余程辛かったです。

 

 

だから、言えるんです。

そうでなければ、言えません。

 

 

だから、今一度、考えていただきたいのです。

その子にとって、本当に幸せな過ごし方を、自分はさせてあげていられるのか?と。

 

 

 

これは、病気の動物に対して、だけではありません。

 

今、元気な動物も同じです。

 

今目の前にいる、ご縁があって、共に人生の時間を共に過ごしている動物は、本当に幸せな過ごし方が出来ているのでしょうか?

 

自分のエゴで、苦しめていたり、幸せを減らしたり、

をしないで済んでいますか?

 

 

 

 

 

 

動物は、意識がなくても、どんな状態でも、

エネルギーで会話することが可能です。

 

忘れないでください。

 

 

 

 

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28. 仕草で分からないこと

今回は、動物の仕草で分からないこと、です。

 

6つ、ご紹介します。

 

 

1、動物は人間の言葉が分かるのか?:動物全般

 

え?仕草のことじゃないの?

と思いますよね。

入力している私が、そう思いましたもの。。。

 

でも、これを書いて欲しいと文章を伝えてくる動物たちが

「あってるよ〜」というので、このまま進めます。

 

 

答えは・・・

「分かっている」と「分かっていない」の両方

です。

 

 

分かっている言葉の代表格は、何と言っても、動物の名前!

 

他には、、、ない、とのことです。

 

というのは、動物が人間のエネルギーを読み取っているからです。

私も動物と話しをする時は、動物のエネルギーを読み取っているんですよ。

だから、私の場合は日本語で、動物の場合は動物の言葉で分かるんです。

 

つまり、動物は動物が理解できる言語(というのがあると動物たちは言っています)で理解しています。

 

 

ただ、中には、ゆっくり話して貰えれば、飼い主さんの言葉を全部理解出来る子がいます。

 

ちなみに、私はセッションで、飼い主さんの言葉が分かるにゃんこに遭遇しました〜。

 

という訳で、

・名前だけ分かっている動物

・全部理解出来る動物

がいます、が、答えです。

 

 

 

2、動物が楽しい時にする仕草:動物全般、特定もあり

 

(良かった、ようやく仕草の話になりました。今回の私のお役目は、動物たちの言葉を文字化することなので。)

 

(1)じっとしている

動物が固まったかのように動かないでいる時、それは楽しんでいる時です。

 

なので、

どうしたんだこいつ?とか思ってツンツンつついてみたり、

視界に入って手を振ってみたりしないで欲しい、

とのことです。

 

 

(2)わんこの場合:口を開けて舌を出し、ハアハアと息をしている

わんこだけに見られるのですが、かる〜く走った後の様にしている時は、楽しんでいる時です。

 

(3)大型の動物:耳を振る仕草をする

大型の動物とは、ゾウやキリンです。

ゾウが大きな耳を、うちわで扇いでいるかの様に動かしている時、楽しんでいます。

キリンも、耳をピピッと振っている時、楽しんでいます。

 

どちらもハエを振り払ったり、かゆいからやっている仕草に見えますね。

そういう時もあって、楽しんでいる時と同じ様に見えます。

 

 

 

(4)猛禽類:瞬きを変則的にする

猛禽類とは、ワシやフクロウなどの様な、鋭い爪とくちばしを持っていて、ネズミなどを食べる鳥のことです。

瞬きを、いつもとは違うリズムでしている時が、楽しんでいる時です。

 

(5)ウサギ:鼻を全体的に動かす

いつもだと、鼻の穴のところが規則的に動いています。

それ以外に、時々、蓋が開いたかの様な、ちょっと大きめに動いたりしていますよね。

それらではなく、、、

楽しんでいる時は、ムニュムニュっという言葉で表現したくなる様な、鼻全体を上に下に動かしています。

 

 

なお、にゃんこは見てもわかりません。

エネルギーワーカーの方なら、笑っているのが見えるはず、もしくは、笑っているように感じる時があると思います。

それが、楽しい時です。

 

 

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3、横たわりながら頭を持ち上げている時:動物全般

 

(1)何も考えていない

動物は何も考えていない時があります。

その時、この格好をしています。

 

(2)眠る前

この格好をしているのを観察していると、だんだんとまぶたが落ちてきて、、、というのを見かけます。

これは、気持ち良く、落ち着いていることを示しています。

 

(3)周りを見ている

しっかりと目を開けて見ている時、つまり目から眠気が感じられない様な時は、周りのことを観察しています。

 

(4)周囲に注意を向けている

周りで何か起きたかな?と周りを監視している時は、キリッとした顔で、意識を周りに飛ばしています。

 

 

 

4、わんこ:自分の前肢で自分の顔を上下に拭く様な仕草

 

「緊張しています。緊張Maxで、もう無理です〜!!やめてください!!」

と言っています。

 

かなり、切羽詰まっています。

 

なので、その仕草の原因となった動作をやめてくださいね。

 

 

・・・ねえ、わんこ話の出現率、高くない?

ブログで1テーマで書いたばっかり。。。

いいの!だって実際わんこと知り合いになる機会は多いでしょ?

にゃんこは飼い主さんが知っていればまだいいかもしれないけど、わんこは散歩に出るし、

基本的に自分が飼っていないと、知る機会がないじゃない。

私たち、結構散歩の時も大変なんだから。

これ、とっても伝えたいことだから、言わせてよ!

 

というやりとりが、私と動物たちとの間で交わされた結果、載せることになりました。 

 

 

 

5、じっと、何処かを見る:動物全般

 

これは飼い主さんから度々受ける質問でもあります。

 

例えば、

部屋の一箇所をじっと、度々みているけれど、そこには何も置いていない。何をみているの?何かあるのかな?

みたいな。

 

動物たちがこぞって私に言うのは、

「な〜んもみてないよ。理由はないよ〜。」

です。

 

「え?なら何でそこを繰り返し見るの?」

 

「ん〜〜〜〜。・・・何となく?」 

 

 あ、そうですか〜。

 

 

と言うことで、理由なく、同じ場所をじっとみているそうです。笑

 

 

 

6、飼い主さんと視線を合わせない:動物全般 

 

「嫌なんです!視線を合わせるのが!」

 

何故か丁寧な言葉で、動物代表のにゃんこが、この言葉で、伝えてきました。

 

そして言い切った途端、周りの動物たちが、そうだそうだ、と頷いています。

 

「え、これ、ブログ「24. わんこの仕草が意味するところ カーミングシグナル (1)」で伝えたよ?」

 

「だって、わんこだけじゃないもん!動物みんなだもん!是非知って、視線を合わせさせようとしないで!!!」

 

・・・確かに、わんこの回で書いたから、動物はみんな嫌なんだって伝わっていないかも。

 

すると、動物代表にゃんこが、

 

「赤文字で、太文字にして、大きく書いて!」

 

何故あなた、にゃんこなのに、人間が書いている文字がわかるの?!

と思いつつも、動物の頼みとあらば善処しましょう。

 

「でも、これって、飼い主さんが嫌いだから、とか、色々誤解を与えると思うよ?

飼い主さん、拗ねちゃうかもよ?」

と聞くと、

「じゃあ、追加して伝えるよ。

私たちは飼い主さんが嫌いだからお願いしている訳じゃない。

視線を合わせるって、動物の世界では、普通、やらないの!

だから視線を合わせることはしないし、視線を合わせると怖いの!

これを追加してくれる?」

 

 

動物行動学でありましたが、

動物が相手をターゲットにした時、

例えば、ライオンやチーターが獲物を捕る時、視線を相手に向け、ガッと行きます。

この場合でも視線が合うわけではないのですが、

動物にとって視線は、生死が左右される様な時に関わってくるものなので、

怖い、と感じるのは本能的なもの、なのです。

 

ちなみに、、、

カメラのレンズは目に似ているので、動物は自分に向けられると怖がります。

勿論例外はいて、かつて私が飼っていたセキセイインコは、写真を撮ろうとすると、人間のモデルさんの様なカメラ目線になるという、被写体としては最高な鳥でした。

でもこれは稀で、怖がる子が多いのが事実です。

 

 

ではもう一度、お伝えします。

 

動物の世界では、視線を合わせないのが普通です。

 

なので、動物は視線を合わせることをしませんし、

視線を合わせると恐怖を感じています。

 

よって、飼い主さんをはじめ、人間が嫌いという理由ではなく

怖いから、

人間と視線を合わせるのが嫌

なんです。

 

 

なので、

動物と視線を合わせようと、動物の視野に入ったり

動物の頭を両手で挟んで視線を合わせようと

しないでください!!!

 

 

 

 

 

 

今回は、動物が選んだ Top 6 について、動物監修のもと、お送りさせていただきました。

タイトルも動物が考えたんですよ♪

 

この Top 6 には、動物が是非知って欲しい、と日頃思っていることも勿論含まれますが、飼い主さんに知って欲しいと思っていること、そして飼い主さんがこういうのを知りたがっている、という内容が含まれています。

 

では、動物と楽しい時間をお過ごしくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

27. 病気の子が思うこと (2)

続きです。

 

 

4、薬について

 

これ以上嫌なものはない!  と思っています。

それ程、嫌なのです。

 

 

前半でお伝えしたとおり、

・薬が病を治してくれる

・薬を飲めば病気が治る

・薬を飲まないと病気は治らない

 と考えているのは、飼い主さん、そして、人間の思い込みです。

 

断薬してください。

 

 

 

5、 病気の捉え方

 

病気になる原因、それは何だと思いますか?

 

栄養が偏っているから?

歳だから?

たまたま?

運が悪いから?

 

全て違います。

 

これらは、よく思いつく、病気の原因とされている内容ですが、思い込みです。

 

あ!

ここで読むのをやめないでくださいね!!

 

 

ほとんどの人たちが、周りから教えられた、常識とされていること、と違っている内容をお伝えしているので、受け入れられない方もいらっしゃることでしょう。

 

当然の反応だと思います。

 

でも、お伝えした内容、それが事実です。

 

 

それに、

これほど大きな影響を動物に与え、しかも薬が治している訳ではなく、

動物が心底嫌がっていて、やめて欲しいと飼い主さんに伝えているのに、

まだ続けるのですか?

 

病気と闘っている子に、更なる苦しみを与え続けるのですか?

 

薬を与える、それは苦しみ続けることを、動物に強要していることになります。

 

 

私は飼い主さんに事実をお伝えすること、

薬を使わない方法をお伝えすること、

しか出来ません。

 

 

 

 

 

 

 

今回の「病気の子が思うこと」は、衝撃的な内容が多かったことと思います。

 

特に、薬については、飼い主さんもかなり悩むことになるのでは?と思っています。

 

 

これらを伝えることは、とても勇気が必要でした。

 

でも、薬の事実を、病気の事実を知っている人が、そしてそれを伝えられる人が、他にいないのです。

 

だから、

コイツ、頭がおかしいんじゃないの?

と言われることを覚悟して、お伝えしました。

 

どうしても避けて通れない内容だからです。

 

避けて通れない、それは薬のことであり、病気のことであり、その事実のこと、です。

 

 

どうか、、、どうか、、、どうか、、、

動物の声に耳を傾け、事実を受け入れる覚悟をしていただけませんか?

 

動物の幸せは、飼い主さんにかかっています。

 

動物は、飼い主さんの決断に従っています。

 

自分の人生を、飼い主さんに渡しているのです。

 

 

どうか、お願いします。

 

 

 

 

 

連日、沢山の「やめてください」「しないでください」話ばかりを載せる結果となってしまい、気分が悪くなった方がいらっしゃるかもしれません。

 

それでも、それを分かっている上で、どうしてもお伝えする必要がありました。

 

 

よろしくお願いします。

 

 

 

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26. 病気の子が思うこと (1)

今回は、「病気の子が思うこと」について、書きますね。

 

 

病気の子、というのは、

・一時的に病気になり、その後回復する

・長患いとなっている

・不治の病を患っている

などの全てを、ここでは指します。

 

 

 

病気の子が思うことに関して、5つ、お伝えすることがあります。

 

なお、ここに記載した内容は、私がリーディングし、動物たちに最終確認して貰ったものになります。

 

 

 

1、自分が病気だと気付いているか

 

はい、気付いています。

 

普通の風邪程度では気付いていないのですが、肝臓を患ったり、腎臓を患った様な場合は、自分が病気であることに気付いています。

 

それは、だるいとか、違和感とか、そういう症状があるから、ではありません。

 

ここが、人間と違うところです。

 

 

では、どういう風に捉えて、気付くのか、ですが、

 

それは「氣」です。

 

そう、東洋医学でよく聞く、「氣、血、水」の「氣」です。

 

 

ちょっとここで、ものすご〜〜く端折って、ごくごく簡単に説明すると・・・

東洋医学では、人間の生命活動を維持する基本要素がこの「氣、血、水」としています。

 

これがバランス良く巡っている状態、それが健康である、と考えています。

 

また、氣は最も重要な位置付けで捉えられていて、

体のエネルギー源、

そして精神的にも作用するので、やる気、落ち着き、にも関係しています。

 

 

つまり、動物は、この「氣」が変化することにより、自分が病気である、ということに気付くのです。

 

私は元々東洋医学に興味を持っていて、1回目の交通事故の後、人間の東洋医学、そして獣医師向けの勉強会に参加し、動物病院で鍼灸治療も行なっていました。

交通事故の後遺症で働けない状態となり、2年のリハビリを終え、アルバイトを経て完全に社会復帰するまでの間、この東洋医学を勉強して過ごしていたのです。

 

 

動物は自分が病気であることに気付いていますが、

具体的に何の病気か、どの程度の重症度合いなのか、

そういった細かいところまでは把握できていません。

 

ある程度悪化し、動物の行動がおかしくなってきた時に、初めて飼い主さんが気付きます。

 

 

 

 

2、動物病院をどう思っているか

 

嫌いです。

 

まあ、好きになれるはずがないですよね。

獣医師の私が言うのもなんですけど。

 

キャリーケースから出されたところは知らない場所、

雰囲気も違う、

変な匂いがする、

大きな体をした知らない人たちから触られ、押さえつけられ、

何をされるか分からないうちに痛いことをされ、、、

動物からしてみたら、そう捉えてしまう様なところが、好きな訳がありません。

 

中には動物にとっても好かれる獣医師がいて、会えたことに喜ぶ子もいます。

 

でも、残念ながら、かなり稀なことです。

 

 

そして最も嫌なこと、それは薬を投与されることです。

 

薬の投与は、体への負担がないとされる薬でも、動物の「氣、血、水」のバランスを乱し、免疫力を下げます。

 

このバランスが崩れた時の体の感覚が、動物にとって究極的に!嫌なんです。

 

 

投薬は百害あって一利なし、なんですよ、本当は。

 

ですが、何かあれば病院へ行き、薬を貰い、服用することで健康に戻れる、その作用があるのが薬である、

と考えていらっしゃる方が多い、というのが現実です。

 

凄く、凄く、凄く!!!残念なことです。

 

 

人間を含む動物は、その体に、自己治癒力を備えています。

 

その力を削ぐのが、薬です。

 

薬に頼る方は、ご自身の、そして動物の回復力を信じていません。

 

つまり、ご自身を信じていない、ということを意味します。

 

 

今までの歴史を振り返ると、

ペニシリンが発見されたから、死ななくて済んだ人が、あれだけいるじゃないか!

と思った方、いらっしゃると思います。

 

確かに、そう見えるのは事実です。

 

そうなんです、そう見えるだけ、なのです。

 

この説明は、今後書く予定の「生前設定」に関する回をお読みいただければと思います。

(まだ書けていなくてごめんなさい!)

 

 

薬を服用するメリット、それが全くないばかりか、マイナスになる、

そして、

薬を嫌がっている動物たちに無理やり与えないで欲しい、

薬でどのくらい苦しんでいるかを知って欲しい、

それが、セッション「主治医」を立ち上げた理由です。

 

 

 

3、飼い主さんへ思う、動物の願い

 

病気になった子が、何を飼い主さんに思うのか、それをここでお伝えします。

 

5つあります。

 

 

(1)放っておいて欲しい

 

この思い、衝撃的、ですよね。

 

 

ただ、分かって欲しいのです。

 

人間も、具合が悪い時、あれやこれやと言われたくないし、やらされたくないし、構われたくないし、放っておいてくれよ!と思いますよね。

 

それなんです。

 

なので、動物の具合が悪そうだからと、ああしてみよう、こうしてみよう、これはどう?あれはどう?と思いついたままに行動する飼い主さんがいらっしゃいますが、それはとても嫌がられる行為です。

 

そして何より、動物にとって負担で、免疫力が下がり、自然治癒力が下がります。

 

是非、放っておいてください。

 

 

 

(2)動物病院へ連れて行かないで

 

動物病院に携わる獣医師からとーっても恨まれそうな内容で、私は今後、夜道に気をつけなければなりませんが、、、

これは、動物全部の願いです。

 

動物の総意です。

 

衝撃的!第二弾ですよね。

 

 

何故、動物が病院へ行きたくないか、それは

・押さえつけられるのが嫌

・痛いことをされるのが嫌:採血や注射、場合によっては手術、を指しています。

だからです。

 

そしてその後には、ほとんどの場合、薬を飲まされる、が待っています。

 

動物は、病院へ行くだけで

・自分の体の「氣、血、水」が乱れまくり

・免疫力が下がり

・自己治癒力が削られる

ことが起こり、

しかも、それがリアルに分かるのです。

 

 

つまり、自分で治せる病気の場合、その力を削がれて、自分で治せない、という状態に、わざわざさせられている上に、

それを自分がわかっているのです。

 

更に、薬の副作用というおまけ付き。

 

 

薬の副作用は、具体的にいうと、

・味覚に影響があるため、ご飯の味が美味しく感じられなくなる

・食べた時にザラザラとした感覚がする様になる

・食欲がなくなる

・睡眠も浅くなり、よく眠れた感覚が得られない

という状態に陥ることです。

 

これ全部が、一気に来ます

 

どんな薬でも、飲んでも、注射されても、これらの症状は起きています。

 

 

動物にとっては、投薬が百害あって一利なしであることをご理解いただけたらと思います。

 

ただ動物が嫌だと言っているからやめてください、

とお伝えしているわけではありません。

 

しかも、投薬しないで過ごす方法があります。

 

 

 

(3)自由気ままに過ごしたい

 

今、私がキャッチした、動物の総意として送られてきた映像があります。

 

 

それは病気になった時、こうしていたい、という姿なのですが、、、

 

横たわって、まったりと、何もしないで、ボーッとくつろぐ姿

 

です。

 

衝撃的、第三弾の方もいらっしゃることでしょう。

 

 

これは、動物が、自身の自己治癒力を高めるために必要な状態なのです。

 

必要があって、やっています。

 

 

動物がまったりしているところを邪魔したり、嫌がっているのに散歩へ連れ出そうとしたり、

病気だと判明してから心配だからと、飼い主さんが考える、体に良い方法を動物にやらせる、

という行為は、ご自身のエゴである、と思ってください。

 

なので、それらをやらないでください。

 

 

 

(4)一人にしないで

 

放っておいて欲しい、という動物たちからのお願いがあっても、

家の中でぽつねんと、一人にして欲しいわけではありません。

 

人間も、自分が弱っている時に、放っておいて欲しいけれど、かといって家に誰もいなくなると、途端に寂しく感じる、という経験をされた方もいらっしゃることでしょう。

 

まさしく、その心境なんです。

 

 

動物は、自分が病気であると自覚してから、孤独とも闘うことになります。

 

その時に、家族が誰もいない家で過ごすのは、置き去りにされたのと同じ心境になるのです。

 

動物に構わない、けれども人はいる、

それが一番安心でき、回復できる環境です。

 

 

 

(5)見返りを求めないで

 

ここでいう見返りとは、

〇〇してあげているんだから、私にこうしてよ、

と、動物に要求することです。

 

例えば、

日頃遊んであげているのだから、今、暇な私と遊んでよ

みたいなことです。

 

これをやる人は、ほとんどの場合、見返りを要求している行動だという自覚がありません。

 

なので、動物たちがやめて欲しいと願っても、要求している人間がそれに気付いていないので、やめてもらうのが最も難しい内容となっています。

 

是非、ご自身の行動が、

動物へ見返りを求めたものなのか?

を省みながら、動物と接していただけたらと思います。

 

 

 

 

残りは次回へ!

 

 

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この涙は病院に連れて来られたから

 

 

 

 

 

 

 

25. わんこの仕草が意味するところ カーミングシグナル(2)

続きです。

 

 

3、人間の両手でわんこの顔を挟む

 

よく見られる行為ですよね。。。

 

これにプラスして、この後(下)に書く

「4、人間の顔をわんこの顔に近づける、くっつける」

もプラスしてやっている方、多いのではないでしょうか?

 

 

私たち人間が、

自分たちの手をわんこの頭を両側から挟む、

それをしながらわんこの頭を私たちが動かしたり、

人間と目を合わさせようとしたり、 

人間の額をくっつけたり、、、、

これら全て、わんこにとっては、恐怖です。

 

恐怖以外のナニモノでもないんです!!

 

例え、

その時にわんこが自分の顔を舐めてくれたとしても、

です。

 

その舐めてくれた行為は、喜んでやっている行為ではありません。

 

 

ほとんどのわんこは、これらをされた時、

「ぎゃー!!!助けてくれ〜〜〜〜!!!」

と半分パニックになり、

どうにかしてその状況から逃れようとします。

 

そして、1に書いた「わんこが自分の口を、自分の舌でペロリと舐める仕草」をしていると思います。

 

例え、

それをやるのが、大好きな飼い主さん

だとしても、です。

 

相手が好きだから、とか、嫌いだから、とか、そういう問題ではないのです。

 

最初にお伝えしたとおり、犬であれば反射的に怖がる動きなのです。

 

つまり、イメージとしては、

わんこのDNAに、これらの動作をされたら恐怖が湧いてくる、というプログラムが組み込まれている、

と考えていただいて大丈夫です。 

 

 

 

  

4、人間の顔をわんこの顔に近づける、くっつける

 

これもよく見られる行為ですね。

 

これもわんこにとっては恐怖です。

 

しかもこの行為、実際の動きとしては、1で書いた、

大きいものが自分に覆いかぶさってくる!

も合わさって、恐怖を煽ることになります。

 

両手で顔を挟んでいなかったとしても、やめてくださいね。

 

 

 

 

5、急に地面の匂いを嗅ぎだしてウロウロし始める

 

わんこがこの動作を始めた時に気付いた飼い主さんはどのくらいいらっしゃるでしょう?

 

この動作、散歩の時だったら気付きにくいですよね。

 

 

実はこれも、この動作を始める直前に起こったことに対して恐怖を抱いています。

 

なので、「落ち着け〜落ち着け〜」と自分を落ち着かせるためにする行動なのです。

 

 

パニック、というよりは、

「ど、ど、どうしよう!」

という感じです。

 

なので、人間でいうオロオロする、と同じ様に、わんこもウロウロする、

という感じです。

 

 

では、わんこがこの行動をする理由を具体的に挙げると、

 

・人間が急に大きな身振り手振りをする

・人間や物が突然動く

・わんこの視野の中に突然、人間や物が現れる

 

3つ目の、「視野の中に突然、人間や物が現れる」ですが、これはどういうことかというと、

人間の例えになりますが、

・いないと思っていた後ろから、急に肩を叩かれた

・ぼーっとしている時に、突然目の前にボールを投げられた

・ハッと気付いたら人がいた

なんていう時、驚きますよね。

私はよく飛び上がっています。

 

これには、

・後ろから突然触られた

というのも入ります。

 

視野の外から行われること全てが対象となります。

 

ではどうしたらいいかというと、理想は、

わんこの名前を呼びながら、わんこの視野の中に普通の速度で入る

です。

 

それが難しいようであれば、名前を呼んでから行動を起こしてください。

 

 

 

当然と言えば当然ですが、

これらをやられた時、わんこの受け止め度合いによって、パニックに陥るか、どうしようと思う程度で済むかどうか、が決まります。

 

つまり、結果論になります。

 

でも、恐怖に感じて混乱しまうことは確かなので、

パニックに陥らない程度ならいいか、とは思わず、

また、

どうしよう、と思うレベルならいいか、とも思わずに、

これらの動作自体をやめてください。

 

 

 

 

自分にとって怖い動作を繰り返し経験すると、わんこは、次にいつその動作をされるか、ビクビクする様になります。

 

そうなると、例え人間がその動作自体をしなかったとしても、恐怖が簡単に湧いてくる様になり、酷いとトラウマになります。

 

そして、その度に、黒いもやもやが生み出され、わんこはどんどん不幸に向かっていくことになります。

 

黒いもやもやは、一旦発生すると浄化するしか手がないのです。

 

 

 

 

 

怖いという経験をしている時、わんこは、

 

スタジオジブリ魔女の宅急便」のなかで、

ジジが、

落としてしまった黒猫のぬいぐるみの代わりになって届け物である籠の中に入り、

配達先のおうちで男の子が近づいてきて、大量の汗を流す、

というシーンがありました。

 

まさしくあの状態にさせてしまう行為であり、

度合いによっては、もっと精神的に負担をかけることになる、

ということがお分かりいただけたら嬉しいです。

 

 

私の場合、わんことの挨拶や出会った時の対応は、複数の方から実地で教えて貰って、出来る様になりました。

 

簡単そうに思えるけれど、本当にわんこを怖がらせない様にするには、意外と難しいことを身を以って知っています。

 

是非、わんこの幸せのために、この情報を活用していただけたら、と、切に願います。

 

 

以上、

私から今、お伝えしたい、わんこが幸せになるために知っておきたいこと

をお伝えしました〜。

 

 

 

 

あの時協力してくれたわんこたち、ありがとう!!

 

 

 

 

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24. わんこの仕草が意味するところ カーミングシグナル(1)

動物を知りたい かけ橋役、獣医師のホッシーです。

 

今回は、わんこの仕草の意味、

今、わんこがどういう心境でいるのかを知ろう!

をお伝えしたいと思います。

 

これは、あくまでも「犬」です。「犬」!

にゃんこでもハムスターでもありません。

です

 

 

 

 

うちの犬は臆病でないから大丈夫、

うちの犬は闘犬なんだから大丈夫、

うちの犬はそんな素振りを見せないから大丈夫、、、

というのは当てはまりません。

 

犬だったら、必ず当てはまります。

 

わんこを飼っていらっしゃらない方でも、わんこと遭遇した時にどうすればいいのか、書いてあります。

 

なので、是非ご一読いただけたら嬉しいです。

 

 

 

 

 

わんこの仕草には、理由があるものがあります。

(あれ?日本語が変?)

 

勿論、何も考えていないことや、好きだからやっている、ということもありますが、

わんこであれば共通して、犬であるが故に、個体差関係なく、

意味のある仕草をすることがあります。

 

それを、「カーミングシグナル」と言います。

 

 

インターネットで検索してみると、解説しているサイトを見つけることができます。

 

でも、残念ながら、一般的に言われていることが事実である、とは限りません。

 

そこで今回、皆さんに知っていたらより理解が深まる。。。

(というのは建前で)

皆さん、この仕草をさせた原因となる動作を、人間がしないでください!お願いします!

と声を大にして言いたいカーミングシグナルを5つ、ご紹介します。

 

おそらく、よく見る光景、

もしかすると、皆さんもやっていると思われます。。。

 

大丈夫です、今からやめてください。

 

皆さんが生涯やり続けてしまうことを思えば、今までのことは気にせず、これから先の幸せを考えましょう。

 

今から出会う犬を怖がらせなければ、それでいいんです!

 

なお、これは、私がリーディングし、かつ、わんこたちに確認をとった内容となっています。

 

 

 

1、わんこが自分の口を、自分の舌でペロリと舐める仕草

 

よく見かける仕草、だと思います。

 

でもそう思ったのでしたら、今すぐ改善しましょう♪

 

 

この仕草、わんこにとっては「アップアップなんだよ〜!もう無理〜」という状態を表してます。

 

正確にいうと、自分に対して、

「落ち着け〜落ち着け〜」

と一生懸命言い聞かせて、落ち着こうとしている仕草です。

 

 

つまり、その仕草を行うキッカケになったことを、私たちがやっています。

 

直前にやった人間の動作を、確認してください。

 

大きな声でも、この仕草をすることがあります。

 

その時は声の音量を下げてください。

 

そして、二度とわんこに対してやらないでくださいね!

 

それをやられたわんこは、パニックに陥っています。

 

なので、自分を落ち着けるようにその仕草をするのです。

 

 

 

ちなみに・・・ 

複数回舐めたりしょっちゅう舐めている場合は、病気かもしれないので、病院へ連れて行きましょう、

と一般的には言われていますが、それは事実ではありません。

 

そう言われるようになった原因、それはこの逸話です。

 

かつてわんこが、飼い主さんの体の、特定の部位だけを熱心に舐めていて、不思議に思った飼い主さんが病院へ行き、検査を受けると、がんが見つかった、

というものです。

 

わんこは非常に嗅覚が優れており、がん特有の匂いを嗅ぎつけて、そこを舐めていた、

とされています。

 

 

確かに、がんを患うと、匂いが変わります。

 

これは事実です。

 

肺がんを患っている方の呼気を嗅いだことをきっかけに私は気付いたのですが、

私だけの感覚ではなく、

実際に、がんの診断に犬の嗅覚を使おうという研究も行われていたくらいなのです。

 

これは呼気だけでなく、体臭などにも現れます。

 

それだけ匂いが、がん特有のものになります。

 

 

がん特有の匂いは3種類あります。

 

がんの状態により、匂いが変わっていくのです。

 

他にも、体調が変化した場合、匂いが変わります。

 

 

あ、私の嗅覚は、当然犬には劣りますが、かなり良い方で、

エネルギーワーカー(エネルギーを読めて扱える人)になる前から、

呼気を嗅いだり人のそばに行くと、

癌だけでなく、その人の健康状態がわかるのですよ。

 

残念ながら、がんの3種類の匂いは嗅ぎ分けられませんが。 

 

話が横道に逸れました、、、。

 

 

元のわんこの仕草話に戻り・・・

ということで、わんこが、自分の口を、舌でペロリと舐める仕草をした時は、

是非、直前の声の大きさ、行動を見直し、

それを繰り返さないように注意して生活してください。

 

 

 

 

2、わんことご挨拶する。わんこと会った時。

 

カーミングシグナルとは違うのですが、

是非これを知っていただきたい、わんこの幸せのためにも!

と思ったので、ここに書かせていただきます。

 

 

さて皆さん、可愛いわんこがいたら、どうしていますか?

 

ダーッと走り寄って、もしくは普通に近づいて、

わんこの前に立ってから前屈みになって、

可愛い〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

って、していませんか?! 

 

そうです、話の流れからいっても分かるとおり、これは

「アウト!」

なんです。

 

からしてみれば、

「ああああ〜〜、、、何て可哀想なわんこ!」

です。

 

勿論、私も知るまではやっていましたから。。。

 

ただ、今後はやめてください、とお伝えするのみです。

 

 

ところで、どこの部分がアウト!だか分かりますか?

 

可愛い、って言うのはいいんです。

あ、大きな声はやめてくださいね。

 

アウトな部分は・・・

「走ってわんこに近づく」

そして

「わんこの前に立って前屈みになる」

でした〜。

 

これ、普通に、やりますよね?

だって、可愛い犬がいたら近寄りたくて、テンション上がると走り寄りたくなりますし、

前屈みは、わんこが人間より低い位置にいるんですもの。

 

でも、これをやられたわんこは、恐怖で怯えています。

 

 

まず、走って近づくのはやめてください。

 

私たちも、自分より大きいものや人が、スピードありつつ近づいてきたら、怖いですよね?

 

それと同じです。

 

 

そして、意外と知られていない、

近づいた人間が前かがみになる、わんこの恐怖ですが、

大きなものが自分の方に頭を近づけてくる、

それはわんこから見ると、

大きいものが自分に覆いかぶさってくる!

ように見える、のです。

 

それが恐怖なんですよ。

 

なので、わんこと同じくらいの身長であれば大丈夫ですが、

チワワのような小さい子は、まず、全員が怖い対象となります。

 

 

これらの行動を人間がした時、1に書いた、

「わんこが、自分の口を、舌でペロリと舐める仕草」

をしているケースが多いです。

 

ただし、100%ではありません。

 

私がセッションしたわんこは、それをやらない子でした。

 

何故ならば・・・・

「やられ尽くして、慣れるしかなかった。今は何とか慣れたから怖いとは思わなくなったよ。」

と言われ、つい、

「大変だったねえ〜。」と本音をつぶやいてしまったら、そのわんこからは

「まあね、ホントだよね。」

というお返事が、ため息とともに返って来ました。。。

 

なので、わんこが反応していない、もしくは、していないように見えたとしても、これらの動作はしないでくださいね。

 

 

 

〜わんこにとってストレスないやり方〜

 

では、可愛いわんこたちとご挨拶するには、

もしくは会った時にどう行動すればいいかと言いますと・・・

 

長いですが、読んで、できれば練習してください。

お願いします!!

 

 

わんこと挨拶する方法

 

わんこの目を見ないで近づく。

近づくいていくのはわんこの真正面ではなく、

少なくとも50cm離れたわんこの隣を目指して歩いて行く。

*走らない。

真横に行ったら止まる。

手の甲を差し出す。

*その場で、5cmくらい犬に向かって差し出すくらいです。

*鼻の方へ手の甲を持っていったり、手をわんこの頭の方へ差し出したりしないでください。

*わんこを見ないでください。

すると、わんこは近づいてきて、手の甲の匂いを嗅ぎ始める。

*わんこが近づいてくるまで待っていてあげてください。

*トラウマを持っていたり、過去に痛い目を見ている子は、時間がかかります。

*近づいてこなかったら、その時は、ふれあい自体を諦めてください。それくらいのことなんです!

手の匂いを嗅いで、わんこが満足すると、舐めてきたり、手を差し出している人の服などの匂いを嗅ぎ始めたりします。

 

ここまで出来たら、その場にゆっくりとしゃがんで、ゆっくりとした動作でわんこの顎の下に手を入れてみたりしてみてください。

 

その時わんこが嫌がったら、無理はしないで、動かないで待っていてください。

 

ここら辺のスピード感も、そのわんこが今までどういう目に遭ってきたのか、でかなり変わります。

 

 

そうそう、ずっと、わんこの目を見ようとはしないでください。

 

わんこにとって、視線を合わせるというのは

「どうしよう、どうしたらいい?」

という違った意味でのパニックを引き起こします

 

なので、わんこの目を見ないのは、24時間365日です。

 

 

 

これが、挨拶の仕方です。

 

あまりにも丁寧で、驚いていませんか?

 

そして、今までの自分の行動はまずかった、、、と思われている方もいらっしゃるかもしれません。

 

わんこの包容力、そして私たちの行動を許してくれたわんこに、感謝ですね〜。

 

 

この挨拶が出来たら、わんことお近づきになれます。

 

でも、

もしかすると、わんこの隣50cmのところ目指して歩いたら、逃げられたり避けられるかもしれません。

 

もしかすると、わんこの隣に立てても、手の甲を差し出した時に、匂いを嗅いで貰えないかもしれません。

 

もしかすると、わんこが手の甲の匂いを嗅いでくれたけれど、少しでも動くと怖がるかもしれません。

 

 

そうなっても、次がある、と思って、是非わんこの心境、その時の状態を理解し、受け入れてください。

 

そうでなくても、人間が犬のことを分からなくて、知らなくて、沢山怯えさせています。

 

 

わんこに会った時

 

基本的に挨拶と同じです。

 

いきなり手を挙げて頭を撫でようとしたりしないでくださいね。

 

 

顔見知りで、怖がられないことがわかっていたとしても、

手の甲をわんこの口の方へ、口の近く15cmくらいのところにゆっくりと差し出してください。

 

挨拶と同じように、わんこはまず手の甲の匂いを嗅ぎます。

 

それがひとしきり終わったら、動いても大丈夫です。

 

でも、いきなり動いたり、大きな手振りや身振りはやめてくださいね。

 

 

 

 

ちなみに・・・

人間の手の甲の匂いを嗅ぐ、という行為は、わんこが人間に対して行う挨拶の仕方です。

 

電柱にかかったオシッコの匂いを嗅ぐのも、オシッコをかけるのも、

「僕はこういう者(犬)です」

という情報を確認&つけている、のです。

 

それが、人間に対しては、手の甲の匂いを嗅ぐ、という行為なんです。

 

相手が自分と同じわんこであれば、わんこのお尻の匂いを嗅ぎ合いますよね?

 

あれは犬同士の挨拶で、人間でいう、名刺交換をしているのです。

 

それぞれ挨拶の仕方があります。

 

是非、わんこが安心できる、ストレスを与えない挨拶をしてください。

 

 

残念ながらこの挨拶の仕方を知らない方が多いので、

もし皆さんにお子さんがいらっしゃったり、ご両親がいらっしゃったら、

このやり方をレクチャーしてください。

 

よろしくお願いします!

(お〜、これを伝えられたことを、わんこたちが喜んでいます!)

 

 

 

 

残り3つは次回へ!

 

 

 

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