動物を知りたい かけ橋日記

動物の気持ちを知りたい方へ

31. 動物からみた、飼い主という存在

今回は、

動物は飼い主をどう見ているのか、

どういう存在として位置付けているのか、

を動物の種類ごとに見ていきましょう。

 

 

動物の種類ですが、ここでは、

1、にゃんこ

2、馬

3、鳥

です。

 

 

 

1、にゃんこ

 

にゃんこは飼い主をどう捉えているのでしょうか。

 

それは・・・

・認識はしている、飼い主として

・階層社会で例えると、平等

・一緒に生活している

というのが、一般的な捉え方です。

 

 

ちょっと寂しい捉え方だと思いました?

でも、これが基本です。

あくまでも、ベース。

 

 

これにプラスしていくのは、飼い主さんご自身の行動です。

 

飼い主さんがにゃんこに愛を注げば、にゃんこもその愛を感じ、 にゃんこから飼い主さんへ愛を送ります。

相思相愛ですね♪

 

そして、

飼い主さんは甘えられる存在、になっていきますし、

頼れる存在として認識される

ようになります。

 

是非、そのような関係を築いていっていただければと思います。

 

 

 

2、馬

 

何故、馬?

と思いませんでした?

私はそう思いました。

 

でもこのブログで、このテーマで、馬について聞かせて欲しいというエネルギーが来ているので、お伝えしますね。

 

 

馬は飼い主さんを、そもそも認識しているのか?

気高き動物、というイメージがあるが、、、

競馬馬のように気性が荒い馬でも、普通の馬と同じことを思っているの?

と様々な疑問が湧いてきます。

 

馬は、飼い主さんを、きちんと認識しています。

 

といっても、

乗馬クラブのオーナーさんの立場で、滅多に馬場や馬房に現れない方は、流石に、残念ながら、単なる一人の人間としか認識されていません。

 

馬の場合、一番姿を見かける、かつ、自分の世話をしてくれる人、を飼い主さんだと認識します。

 

つまり、

乗馬クラブで、ブラッシングなどを乗馬した人がやっていたとしても、

一日中馬場や馬房にいる人の方を見かけるよりは、絶対的な時間数が違ってきます。

 

よって、この場合の飼い主さんになる確率が高いのは、お世話をしている方、になります。

 

 

ちなみに、、、

馬はプライドが高い、と思われがちです。

それは競馬馬がそうだからです。

 

でも、競争せずに、普通に育てられた馬は、とても温厚で、優しい動物です。

プライドが高いということはありません。

温厚な馬は、とっても穏やかな、そしてとっても美しい目をしているんですよ。

 

あ、馬は目を見られることを、他の動物に比べたらそれほど恐怖には感じていませんが、ほどほどにしておいてくださいね!

 

 

 

3、鳥

 

鳥は沢山の種類がいますね。

 

猛禽類と呼ばれるワシやタカ、フクロウなど、

小鳥のショップで常連の、セキセイインコ文鳥、九官鳥など

外を見れば、カラス、スズメ、セキレイシジュウカラヒヨドリメジロ、ウグイスなど、

オウムは、オウム目オウム科の21種類を指すので、動物園にいる様な大きな体のオウムに始まり、 オカメインコもオウムに分類されます。。。

などなど、

パッと思いつくだけでも、簡単にこれだけ挙げられます。

 

 

では、人間が飼っている鳥は、飼い主さんをどういう風に認識しているでしょうか。

 

鳥にとって飼い主さんとは、世話をしてくれる人でも、しょっちゅう見る人でもありません。

 

愛をくれた人、なんです。

 

 

なので、一緒に暮らしている家族でも、鳥へ愛を送った人だけが飼い主さんであり、時間が経ってもなかなか忘れない存在なのです。

 

 

 

ここで、我が家で飼っていたセキセイインコについて、お話ししますね。

 

私が飼っていたぴーちゃんは、

(ベタな名前ですが、迷子で迷い込んできたのでマイちゃんと命名して呼ぶ私たちに全く反応しないばかりか、鏡で遊んでいた時、「ぴーちゃんは○○へ行ってきたの」と自分で名乗ったのです。

それで、我が家の3代目ぴーちゃん、つまり、ぴーちゃんという名前の鳥が3羽目、ということになったのでした。。。)

私と母を飼い主だと認識していましたが、父と姉は認識されていませんでした。

 

一緒に飼っていたアオちゃんとマルちゃんは、手乗りでなかったこと、家族全員かなり噛まれたので敬遠気味だったことなどから、私たち家族全員を飼い主だと思っていません。

 

2代目ぴーちゃんは、姉を飼い主だと思っており、父、母、私を飼い主だと思っていません。

 

そんな感じです。

 

私も母も世話はしましたし、母は専業主婦で家にいたので、しょっちゅう相手をしていたにも関わらず、です。

 

 

3代目ぴーちゃんは、私たち家族の言葉を理解する子だったので、確かに飼いやすい鳥でしたし、お話もしょっちゅうしていたのは事実です。

 

でも、私たちの自覚としては、どの子に愛を注ぎまくり、この子には愛少なく、というのがありませんでした。

けれども、実際には、鳥たちが私たちの愛を感じとっていたか、というと、結果は一目瞭然でした。

 

だから、他界した我が家にいた子たちに会いに行った時、私を飼い主だと認識していなかった子たちには、すっかり忘れ去られていました。。。

 

3代目ぴーちゃんは、今でも母と私に愛を送ってくれます。

今は転生して、東南アジアの森の中で、とても優しい女性の飼い主さんと一緒に暮らしています。

今満ち足りた生活をしているのに、今でも母と私のことは覚えていてくれます。

嬉し泣。。。

 

 

ということで、鳥の場合、飼い主をどう見ているか、ですが、

一番複雑に感じる、とも表現できますし、

愛情注いだ人、という最もシンプルな捉え方をしている

のが鳥、でした。

 

 

 

 

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