34. 動物が見ている
なにやら不穏なタイトル・・・?
今回は、動物が見ている、をお送りします。
動物が見ているもの、それは
・周りの人間
・周りの景色
・周りの動物
です。
ではそれらを、どう捉えているのでしょう?
その動物が、人間を見慣れているのであれば、人間として認識します。
でも、その動物が、人間を見かけない環境で暮らしている場合、人間を動物として認識します。
動いている生き物、という意味ですね。
周りの景色は、色と視力、視野はともかく、人間と同じように捉えています。
草が生えていたり木が生えているのも、自然はそのままを捉えています。
周りにいる動物は、捕食関係にある場合、鳴き声もそうですが、形もきちんと認識し、区別できています。
捕食関係にないと、景色に溶け込んでいて、動いているもの、という認識になります。
何故こんな話をし始めたのか、ですが、この感覚を、身近な動物たちが持っているからです。
ここでは、家の中で飼われているペットについて、書きますね。
その子にとって、人間をあまり見かけない場合、動いている生き物、として認識されています。
ブログ31. 動物から見た、飼い主という存在
などで書きましたが、
接する時間が長いこと、愛を送ったり、などのことをすると、人間、その中でも条件が合えば、飼い主や家族として認識されるのですが、
単に世話をしている人、その家で暮らしているけれどもペットに触れ合わない人、は、動いている生き物、という認識です。
そして居なくなれば、とっとと忘れ去られてしまいます。
では時間は長くいるけれども愛を送らなかった人はどうでしょう?
残念ながら、動いている生き物、として認識されています。
ちょっと話は変わりますが、過去世において、人間に虐められたり殺されたことがあるペットは、人間がとっても怖いと思っています。
例え、今の飼い主さんが愛をたっぷり送ったとしても、です。
酷いと、人間が近づくだけで、心の中が恐怖一色になる子もいます。
今の飼い主さんが何もしていない、それこそ愛を送っているだけなのに、怖がっている子もいます。
それは、人間の形をした生き物として捉えた恐怖なので、人間の形をしていれば、恐怖が湧いてきてしまうのです。
人間が怖い子の中には、過去世で生き抜くために身につけた演技で、その恐怖を表に出さない子もいます。
フラッシュバックが起こるのは可哀想なことではありますが、
飼い主さんが様子がおかしいぞ、と気付けるようなサインを出してくれたことで、
そのきっかけとなる行動を避けたり、浄化出来る人に繋がって、という対応がとれる可能性が、完全に隠された時よりは上がるので、
サインを出してくれてよかった、とも考えられます。
ですが、
恐怖を表に出さない子、出せない子は、飼い主さんが気付くことすら出来ずに、恐怖の中で過ごすことになります。
また、過去世で、周りにいた動物から虐めを受けたり、殺されたり、という経験をしている場合、
外に出るのを怖がったり、
何もしていない近所のわんこに怯えたり、急に襲いかかったり、、、
という、飼い主さんが理解できない行動をとる子もいます。
物も当てはまります。
過去世で、物があって通れず、逃げられずに死亡、
とか、
物が落ちてきて当たって死亡、
とか、
死に至らなかったとしても、物が落ちてきたことに驚いた、
などでも、恐怖の原因になります。
つまり、過去世でその子がどういう経験をしたかにより、
人間が怖いのか、動物が怖いのか、物が怖いのか、
が分かれます。
場合によっては、全部、という子もいます。
残念ながら、これらの経験が全くない、という子は、いません。
まず、何かしら悲惨な目にあっていて、特別な事情がない限り、今世もその恐怖を抱えたまま生きています。
この様に、過去世が「今」に影響を及ぼすため、
例え今世で何もなかったとしても、周りは恐怖でいっぱい、という状態で過ごすことになります。
中には、この世に平和はない、とか、人間に殺される、とか思いながら生きている子もいます。
何度もお伝えしますが、
基本的に動物は、外見や行動を見ただけでは分からない、内面に恐怖を抱えています。
そんな動物たちに、是非手を差し伸べてください。